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ホワイトニング歯磨き粉

歯磨き粉の成分表|商品外装のデザインだけで選んではダメ!まずはここを見よ!

2019年9月27日

店頭に並ぶ市販の歯磨き粉を選ぶとき、どのような基準で選んでいますか?

パッケージのデザインがステキだから…。

なんか歯が白くなりそうなキャッチコピーが書かれてあるから…。

いつも使い続けている銘柄…。

たまには違うテイストの歯磨き粉を試してみたい…。

リーズナブルだから選んだ…などなど理由はさまざまでしょう。

 

歯磨き粉を選ぶ基準として、どのような成分が配合されているのかをチェックすることも重要。

 

とは言え、化学物質の名前が書かれた成分を見ただけではそれがいいのか悪いのかなかなか判断することは難しいですね。

 

そこで歯磨き粉の主要成分をまとめてみました。

使っても安心な成分、少し注意が必要な成分、できれば避けたほうがいい成分を記しておきます。

成分表示をみるときの参考にしてみてください。

 

しかし成分だけ羅列しても、正直よくわかりませんよね。

 

ドラックストアなどで商品を選ぶ際の見極め方もご紹介します。

歯磨き粉を選ぶときの参考にしてみてください。

 

歯磨き粉の成分と役割

歯磨き粉を買いにドラックストアに行ったとき、商品の種類の多さにげんなりしたことはありませんか?

棚数列にわたり、ありとあらゆる歯磨き粉が鎮座していて、同じメーカーでも数種類、同じシリーズでもやれ知覚過敏用だ、ホワイトニングだの書かれていて、

パッケージのデザインが良さげなものを手にとり、成分欄に目を通すも、ずらりと並んだ成分表示に

「??」となりませんか?

Hako
なんちゃら硫酸ナトリウムやら、マグネシウムやら、ポリリン酸とか、わけがわかりません

そこで

見るべきポイントをしっかり押さえ、山のような商品の中から自分に合った歯磨き粉を選び抜いていきましょう。

歯磨き粉には基本成分と、薬用成分があります。

 

歯磨き粉の基本成分

  • 清掃剤(研磨剤):歯の表面を傷つけずにプラークやステインなどの歯の表面の汚れを落とします。
  • 発泡剤:発泡させることでお口の中に歯磨き粉を拡散させて洗浄し、汚れを落とします。
  • 粘結剤:粉体と液体成分が分離しないよう結合させ適度の粘性を与えます。
  • 湿潤剤:歯磨き粉にしっとり感を与え、凝固や分離するのを防ぎます。
  • 香味剤:爽快感と香りをつけることによっては歯磨き粉を使いやすくします。
  • 保存料・防腐剤:歯磨き粉の変質を防ぎます。

歯磨き粉の成分は以上のもので構成されています。

 

歯磨き粉の薬用成分

  • 虫歯予防…フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム
  • 歯周病予防…塩化クロルヘキシジン、トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム、β-グリチルリチン酸、ビタミンE、塩化ナトリウム、ヒノキチオール
  • 歯肉炎予防…塩化セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、トリクロサン
  • 知覚過敏抑制…乳酸アルミニウム、硝酸カリウム
  • プラークの分解…デキストラナーゼ
  • たばこのヤニ除去…ポリエチレングリコール
  • 歯石沈着防止…ポリリン酸ナトリウム
  • 口臭予防…銅クロロフィル

 

歯磨きの配合は、細かくは「基剤」、「研磨剤」、「清掃剤」、「湿潤剤」、「保湿剤」、「粘結剤」、「発泡剤」、「清掃助剤」、「甘味剤」、「着色剤」、「分散剤」、「可溶化剤」、「pH調整剤」、「着香剤」、「保存剤」、「防腐剤」に分けられます。

引用先:日本歯磨工業会|歯みがき類の成分表示要領

薬機法において、化粧品など配合されているすべての成分を、外箱や容器などに表示する「全成分表示」が義務づけられており、商品にはパッケージなどに必ず成分欄があり、含まれる成分が多い順に記載されています。(ただし配合成分 1%以下は順不同で記載)

商品を選ぶとき、表示指定成分(人によってはアレルギーを引き起こす危険と思われる成分)が最初のほうに書かれていたらちょっと注意したほうがいいかも。

では、ちょっと避けたほうがいいかもしれない成分など細かくチェックしてみましょう。

 

歯磨き粉の基本成分

清掃剤(研磨剤)

  • リン酸水素カルシウム
  • リン酸水素ナトリウム
  • 水酸化アルミニウム
  • 無水ケイ酸(シリカ)
  • 炭酸カルシウム
  • 炭酸水素ナトリウム
  • 水酸アパタイト
  • アルミナ(酸化アルミニウム)

清掃剤は研磨剤とも呼ばれる成分で、歯垢やステイン(コーヒーや茶渋などの着色汚れ)、たばこのヤニを落とす働きがあります。研磨剤と聞くと歯を削るイメージがあることから、あえて清掃剤と表記しているメーカーもあります。

研磨剤は歯のエナメル質を研磨することによって歯を白くします。

そのためホワイトニング効果が高いと言われますが、クレンザーのような強力な研磨剤で磨くと歯の表面がザラザラになってしまい、その凹凸部分にステインが着色しやすい状態になるので注意が必要です。

 

市販の歯磨き粉のほとんどの製品に研磨剤(清掃剤)が含まれております。

 

しかし少数ながら研磨剤無配合や低研磨剤の商品もあります。

知覚過敏などの方やゴシゴシと力を入れて磨いてしまいがちの方は、研磨剤不使用低研磨の歯磨き粉をチョイスするといいでしょう。

ただ日本においては基準以上の研磨剤が配合されている商品はないので、研磨剤によって歯が削れてしまうというリスクは少なく、健康な歯の方であれば、どれを選んでも安心して使用できます。

注意

水酸化アルミニウムは、毒性についての報告はありませんが、アルツハイマーの原因や味覚障害となる危険性あります。水酸化AIと表記されていることもあり。

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Hako
日本の歯磨き粉は一定基準以下の研磨剤しか含まれていないので安心して使えますが、歯の状態によって避けたほうがいい人もいます

 

発泡剤

  • ラウリル硫酸ナトリウム
  • ラウロイルサルコシンソーダ
  • ショ糖脂肪酸エステル

歯磨き剤が泡立つ成分です。正直これがないと歯を磨いた気になれないという方も多いのではないでしょうか?

口内に歯磨き剤を拡散させて洗浄し、汚れを除去する働きがあります。

 

ただし泡立ちが良すぎるものは、ブラッシングをしっかり行っていないのにも拘わらず、ブクブク立つ泡で磨いたつもりになってしまうので注意が必要。

歯科医院では低発泡の歯磨き粉を推奨していることが多いですが、磨き残しがないように、泡立たない歯磨き粉でしっかりブラッシングに集中してもらう意図があるようです。

そしてなにより危惧したいのは、たっぷり泡立つものは、合成界面活性剤という化学物質です。つまり食器用洗剤などに含まれる成分。

歯磨き粉の発泡剤の代表的な成分に「ラウリル硫酸ナトリウム」が挙げられますが、これについては注意が必要です。

 

注意

ラウリル硫酸ナトリウム(合成界面活性剤)

ラウリン硫酸Naとも表記されています。泡立ちをよくするためにシャンプーや歯磨き粉に含まれていることが多い成分ですが、ドイツやアメリカでは人体に有害ということから使用が禁止されています。

口腔内から吸収されやすく血管に入ると15秒で心臓に届き、目の裏や肝臓、女性の場合は子宮などに蓄積され、発がんの危険性があります。

他にも、舌にある味蕾(みらい)という味を感じる感覚器官の細胞を一時的に溶かしてしまうことによる味覚障害。

若い方がなる若年性白内障もラウリル硫酸ナトリウムの影響があるのではと言われています。

ただし、現状市販の商品でラウリル硫酸ナトリウムが配合されていないものを探すのは至難の業です。

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Hako
できればラウリル硫酸ナトリウムが含まれていないものを選びたいのですが、実際多くの商品にも含まれているという現実…

 

粘結剤

液体成分と粉末成分が分離しないように結合させることによって、保型性を与え、適度な粘度感を与えます。

  • アルギン酸ナトリウム
  • カルボキシメチルセルロース
  • カルボキシメチルセルロスナトリウム
  • カラギーナン

 

湿潤剤

歯磨き剤に適度な湿り気を与えます。

  • ソルビット(ソルビトール)
  • グリセリン
  • プロピレングリコール(PG)

口内での操作性を向上させる効果が期待できる成分です。

注意

プロピレングリコールはカビを防ぐ効果のある成分です。発がん性があると言われており、腎不全、肝機能障害の危険性もあります。

 

香味剤

爽快感と香りをつけることにより、歯磨き剤を使いやすくします。

  • サッカリンナトリウム(サッカリンNa)
  • メントール
  • ミント類

ペパーミントなど、磨き終わったあとに爽快な気分になることも歯磨きには大切ですね。

注意

サッカリンナトリウムは砂糖の500倍もの甘さをもつ人工甘味料なので、比較的子ども用の歯磨き粉に使用されていることが多いようです。

発がん性ありと言われている成分です。

 

保存料・防腐剤

歯磨き剤の変質を防ぐ働きがあります。商品によっては保存料・保存剤と表記されているものもあります。

  • パラペン酸
  • 安息香酸ナトリウム
  • 酸化Ti(チタン)

保存料・防腐剤は、歯磨き粉にはなくてはならない成分。

歯磨き粉は1本買うと家族構成にもよりますが、1ヵ月、どうかすると半年くらい持つ場合があります。洗面所などの湿気の多い場所で保存するため、防腐剤が入っていないとカビが生えたりします。

カビが生えてしまった歯磨き粉は速やかに新調するようにしましょう。

注意

酸化Ti(チタン)は、発がん性、アルツハイマー、不妊の原因となる危険性あり

 

歯磨き粉の薬用成分

tooth care

ここからは、ご自身の用途に合わせて、プラスアルファした成分です。

目的に応じて配合成分をチェックしましょう。

【医薬部外品】の歯磨き剤には薬用成分が配合されております。それぞれの成分をみてみましょう。

 

ホワイトニング目的

ホワイトニング

  • ポリリン酸ナトリウム
  • メタリン酸ナトリウム
  • ピロリン酸ナトリウム
  • ポリエチレングリコール
  • ハイドロキシアパタイト
  • 無水ケイ酸
  • リン酸カルシウム(ミネラル)
  • マグネシウム(ミネラル)
  • リカルデント(ミネラル)
  • 炭酸カルシウム
  • 水酸化アルミニウム

歯石の歯への沈着を防ぐ効果があります。

ポリリン酸ナトリウムポリエチレングリコールはたばこのヤニを除去してくれます。

注意

無水ケイ酸は粒子が大きく歯のエナメル質と同等またはそれ以上の硬さがあり、歯を傷つけやすい研磨剤なので注意が必要。シリカ、無水ケイ酸A、軽質無水ケイ酸と表記されることもあり。

炭酸カルシウムはエナメル質よりも柔らかい粒子の研磨剤ですが、とは言えある程度の硬さはあり粒子も大きいので歯を傷つけるリスクはあります。炭酸Ca、重質炭酸カルシウム、リン酸2Ca、三リン酸カルシウム、第二リン酸カルシウムなどと表記されることもあり。

水酸化アルミニウムもエナメル質よりも柔らかい研磨剤ですが、それなりの硬さがあるため注意が必要。

おすすめ成分

  • ポリリン酸ナトリウム
    歯の表面の黄ばみや着色汚れを浮かせてから落とします。
  • メタリン酸ナトリウム
    ステイン除去の成分。ハイドロキシアパタイトと親和性が高い。
  • ハイドロキシアパタイト
    超極小粒の研磨剤なので歯の表面を傷つけません。

 

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知覚過敏目的

知覚過敏

  • 硝酸カリウム
  • 乳酸アルミニウム
  • 乳酸ナトリウム

歯がしみるのを予防する成分が配合されています。

おすすめ成分

  • 乳酸ナトリウム
    象牙細管(歯の表面近くでおきる刺激を伝達する管)を閉鎖させます。
  • 硝酸カリウム
    歯の中の神経を鈍くし痛み信号をブロックしてくれます。
  • 乳酸アルミニウム
    外部刺激からガードし、象牙質からの刺激を緩和します。
    すでに痛みが気になっている場合、乳酸アルミニウムと硝酸カリウムが配合されているものを選ぶと効果的です。

知覚過敏は、なんらかの理由でエナメル質が削がれ、むき出しになった象牙質に刺激が加わることで、象牙質の無数の穴から中にある神経に刺激が伝えられて起こります。

象牙質の表面には無数の穴があり神経につながっています。そのため象牙質に刺激が加われば穴を通してダイレクトに神経まで伝えられ痛みを生じます。

外からの刺激を神経に伝わるのをブロックすることで、知覚過敏は防ぐことができます。知覚過敏用の歯磨き粉には、むき出しになった象牙質の穴を塞ぐ薬用成分が配合されています。

 

硝酸カリウムは、知覚過敏用の歯磨き粉には必ず入っている成分です。

硝酸カリウムは、知覚鈍麻剤と言われる成分で、象牙質の穴から入った刺激が神経に伝達するのをブロックする効果があります。また即効性があるのが特徴です。

ただし、穴そのものを塞ぐ効果はありません。

 

一方、乳酸アルミニウムは象牙細管封鎖剤と呼ばれ象牙質の穴を塞ぐ効果があります。また効果が持続するのが特徴です。

ただし、乳酸アルミニウムが配合されている市販の歯磨き粉はほとんどないのが現状です。

 

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オススメ歯磨き

知覚過敏用歯磨き粉の中で、硝酸カリウムに加え、乳酸アルミニウムも配合された商品。

フッ素も1450ppmはもちろんのこと、殺菌剤としてバイオフィルムの中まで浸透するIPMP、止血剤としてのトラネキサム酸が配合されているLIONの本気が伝わる商品と言えます。ただし他商品と比べて価格がやや高めです。

 

虫歯予防目的(フッ素)

フッ素

  • フッ化ナトリウム
  • モノフルオロリン酸ナトリウム
  • フッ化第一スズ

フッ素の役割は、

  1. 虫歯菌が酸をつくるのを抑制する
  2. 歯の再石灰化を促進する
  3. 歯質を強化する

などが挙げられます。

歯の健康を維持するためには、フッ素はなくてならない成分です。

しかし、フッ素が悪い、フッ素は猛毒だという情報が流れています。

ここで大きな誤解があり、歯磨き粉に配合されているフッ素や歯科で塗布しているフッ素は、猛毒の「フッ素」ではなく、「フッ化ナトリウム」です。

フッ素とナトリウムが合わさったもので非常に安定した物質です。

注意

フッ化ナトリウムの危険を提唱している意見もありますが、実際のところ専門家の意見は分かれるようです。

資料1-2 フッ化ナトリウムのリスク評価について ... - 厚生労働省

フッ素の安全性については、専門家の中でも意見が分かれています。

フッ素を一度に過剰摂取したり、長期間に亘り大量に摂取し続けると悪心・おう吐や、歯や骨に異常が出るなどの中毒症状が起こることが報告されています。そのような理由から海外ではフッ素摂取量の上限を決めている国もあります。

ただしフッ素が虫歯予防に効果的なのは歯科医も認めており、歯磨き2cm(約1g)に使用するフッ素の量はおよそ1mg。また口に入れたフッ素はほとんど吐き出されるため悪影響はないと言う見解です。

これについては歯科医も見解を詳しく述べておられるので、フッ素入り歯磨き粉は危険ってホントなの?(結論:ウソでした)を参照ください。

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その他の成分

殺菌成分

  • クロルヘキシジン
  • 塩化セチルピリジニウム
  • 塩化ベンザルコニウム
  • イソプロピルメチルフェノール
  • トリクロサン
  • 塩酸クロルヘキシジン

菌を殺します。

イソプロピルメチルフェノール塩化セチルピリジニウム塩酸クロルヘキシジンは歯周病への有効成分としても効果があります。

 

消炎剤

  • グリチルリチン酸ジカリウム
  • β-グリチルリチン酸
  • トラネキサム酸
  • イソプロピルメチルフェノール
  • 塩化クロルヘキシジン
  • ビタミンE
  • 塩化ナトリウム

塩化ナトリウム塩化クロルヘキシジンは、歯垢を分解・歯面から浮き上がらせて落としやすくする効果があります。

トラネキサム酸は歯の出血を抑えます。

 

歯肉炎予防

  • 塩化セチルピリジニウム
  • 塩化ベンザルコニウム
  • トリクロサン

 

プラークの分解

  • デキストラナーゼ(酵素)

歯垢(プラーク)が歯石化して歯面に沈着するのを分解・除去し、コーティングすることで歯面に再付着するのを防ぐ働きがあります。

 

口臭予防

  • 塩化亜鉛
  • 銅クロロフィル

 

商品を選ぶ際のチェックポイント

歯磨き粉選びのチェックポイント

  • 高濃度フッ素配合を選ぶ
  • 研磨剤が入っていないものを選ぶ
  • ラウリル硫酸ナトリウムが入っていないものを選ぶ

ドラックストアや通販などで歯磨き粉を選ぶ場合、ありとあらゆる商品が陳列されており、正直どれを選んでいいかわからなくなりますよね。

各メーカーから何種類も歯磨き粉が販売されており、同じシリーズでも「知覚過敏」用や「ホワイトニング」用など用途に合わせて商品ラインナップが違ってきます。

この中から自分に合った商品を選び抜くというのは、なかなか至難の業ですね。

そこで、商品を選ぶ際に最低押さえておくべきことをお伝えします。

step
1
高濃度フッ素配合を選ぶ

見るべきは、1450ppmのフッ素が配合されているかどうか。

 

歯磨きの最終目的は、虫歯にならない歯にするため。ホワイトニングを意識している方でも、歯が虫歯だと本末転倒。

仮に歯科医院でホワイトニングを受けたくても、虫歯や歯周病などがあると、きちんと治療したあとでなければ施術することができません。

まずは、歯磨きで虫歯をしっかり予防することが大切。

 

step
2
研磨剤が入っていないものを選ぶ

ほとんどの歯磨き粉に研磨剤(清掃剤)は配合されています。知覚過敏や気になる方は低研磨のものか、研磨剤フリーのものを選びましょう。

 

step
3
ラウリル硫酸ナトリウムが入っていないものを選ぶ

発泡剤として含まれるラウリル硫酸ナトリウム(界面活性剤)は、ないほうが好ましいですが、現状ほとんどの商品に配合されています。

しかし、しっかりチェックしてみると、無配合の商品もあります。

 

この視点でドラックストアに出向いて商品をチェックしてみると…

あら、びっくり。

ほとんどの商品が候補に上がらず、おのずと選ぶべき商品が絞られてきます。

Hako
これで商品選びがかなり楽になりましたね!

 

おすすめのホワイトニング歯磨き粉

上記で説明した

  1. 高濃度フッ素配合を選ぶ
  2. 研磨剤が入っていないものを選ぶ
  3. ラウリル硫酸ナトリウムが入っていないものを選ぶ

のすべての条件を満たした商品は、知覚過敏用歯磨き粉「薬用シュミテクト トゥルーホワイト」と「デントヘルス 薬用ハミガキ しみるブロック」になります。

 

ここでは市販で買える高濃度フッ素1450ppm配合で、ホワイトニング効果のある歯磨き粉を5つご紹介します。

圧倒的コスパのいいものはこちら

NONIO+ホワイトニング


総合評価

メーカー名 LION
内容量 130g
価格 438円(Amazon)
1gあたりの価格 3.36円/g
主要成分 ラウロイルサルコシンNa(薬用成分)

特徴

  • 高濃度フッ素(1450ppm)配合
  • 徹底的な口臭予防ができ、美白ケアもできる歯磨き粉。
  • 殺菌成分(LSS:ラウロイルサルコシンNa)が口臭原因菌を徹底殺菌

口臭予防に特化したNONIOにホワイトニング効果をプラスしたNONIO+ホワイトニング。
高濃度フッ素1450ppm配合しながら、洗浄剤である炭酸水素Naや殺菌成分ラウロイルサルコシンNaが口臭を抑えてくれます。
シャイニーパウダー「酸化アルミニウム」が歯の凹凸に入り込んだステインの除去を助けるので、ワントーン明るめの歯に導きます。

コストパフォーマンスもいい商品。

ヤニ汚れには微妙

禁煙と同時に使用開始して2本使ってみた感じだとたいして変化なしです。刺激が殆ど無いので使いやすいと思いますが磨いた後のさっぱり感は弱いです。研磨剤にムラがあり均等に入ってる感じがないのも残念。
ホワイトニングの効果は弱いので少し高いかな。

引用元:Amazonレビュー

国産ではかなり効果のある歯磨き@NONIO

一昔前までは日本の歯磨き粉は海外商品にはまずかなわないという位置づけでしたが、これは400円程度で激安なのに歯の色がワントーン明るくなりますね。(海外のモデル愛用品などの方が白くなりますが、2000円前後)
口臭予防の効果もなかなか。
匂いも悪くなく、刺激も強すぎずコスパもよし。

引用元:Amazonレビュー

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成分

湿潤剤:ソルビット液、PG 清掃剤:無水ケイ酸A 粘度調整剤:無水ケイ酸、ポリアクリル酸Na 光沢剤:酸化Al*4 発泡剤:ラウリル硫酸Na、POE硬化ヒマシ油 粘結剤:キサンタンガム 薬用成分:ポリリン酸Na、フッ化ナトリウム(フッ素として1450ppm)、ラウロイルサルコシンNa(LSS)*2 香味剤:香料(フレッシュホワイトミントタイプ)*3、サッカリンNa 安定剤:酸化Ti 清涼剤:メントール 洗浄剤:炭酸水素Na*1 pH調整剤:水酸化ナトリウム液 保存剤:パラベン 矯味剤:ローズマリーエキス

クリアクリーン プレミアム 美白


総合評価

メーカー名 花王
内容量 100g
価格 870円(Amazon)
1gあたりの価格 8.7円/g
主要成分 PEG-12・フィチン酸液

特徴

  • 高濃度フッ素(1450ppm)配合
  • ディープクリア成分配合でミクロレベルの沈着汚れを除去
  • キシリトール(カルシウム補給助剤)を配合
  • 医薬部外品

毎日みがくことで口もとに自信をチャージする、ビューティ・チャージ発想のハミガキです。

1450ppmのフッ素を配合して虫歯予防しながら、歯のくすみが気になり始めた方にフィチン酸液(ディープクリア成分)を配合して、固着したミクロレベルの沈着汚れを浮かして落としやすくします。

見た目年齢に影響を与えるくすみを除去し、つややかで美しい白い歯に導きます。

香りは上品で優雅なパールミント味。

歯がつるつるに。

最近、歯のざらつきが全然取れなくて困っていました。
これを使うと、一度でつるつるになりました。びっくり。
いつも使っているGUMでは全くつるつるにならなかったのに。

ただ、ふたの形状が嫌いです。クルクルと回して開けるタイプなので、片手ではできない。
落とすとコロコロ~と転がっていってしまう。
こういうのはものすごく使いにくいので、改良してほしいです。

引用元:Amazonレビュー

その他の口コミ

  • 味はマイルドな感じで個人的にはもう少し刺激があっても良いと思う
  • 高いだけあるのか、歯磨き後から口内がサッパリするだけでなく、就寝前に使用すると起床時の口内が以前よりさわやかで、口臭も抑えられている気がしています。
  • 香りもスッキリさも歯が白くなった様な気もして良い感じなのですが、キャップを閉める時にクルクルするのが‥。歯磨き粉を歯ブラシにつけて、1度歯ブラシを置かないとキャップを閉める事が出来ないのが不便です。
  • 使い始めた日から明らかな効果がありました。すっかり着色汚れが落ちて自然な白い歯になりました。
  • 比較になってしまいますが、クリアクリーンプレミアム美白とシュミテクト、美白にそれほど違いはわかりません。スッキリ感が強いのはシュミテクトです。
  • 味が美味しくて、今まで使ってきたアパガードと比べても、あまり遜色はないような気がします。
  • 通常のクリアクリーンより顆粒が細かく、香味も上品で舌がビリビリしたりする事がないので気に入っています。
  • 磨いた感じは良いのですが、特に白くなっている感はないですね。

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成分

基剤:ソルビット液、水 
清掃剤:無水ケイ酸、Wa顆粒*2 
粘度調整剤:無水ケイ酸、CMC・Na 
薬用成分:PEG-12、モノフルオロリン酸ナトリウム*1、塩化セチルピリジニウム 
カルシウム補給助剤:キシリトール 
発泡剤:ラウリル硫酸塩、POE水添ヒマシ油、ラウロイルメチルタウリンNa 
香味剤:香料(パールミントタイプ)、サッカリンNa 
光沢剤:フィチン酸液*3 
コーティング剤:ポリリン酸Na 
清涼剤:メントール 
着色剤:酸化Ti 
粘結剤:キサンタンガム 
清掃助剤:DL-リンゴ酸

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チェックアップ スタンダード


総合評価

メーカー名 LION
内容量 135g
価格 600円(メーカー希望患者様向け価格)
1gあたりの価格 4.4円/g
主要成分 1450ppm F(NaF[フッ化ナトリウム])

特徴

  • 高濃度フッ素(1450ppm)配合
  • フッ素滞留性を高めた独自の新処方
  • ソフトペーストでフッ素が口腔内のすみずみにまで広がる
  • 歯や歯肉にやさしい低研磨性

歯科専売品のライオンチェックアップスタンダードは、虫歯予防に定番の歯磨き粉。フッ素が口腔内のすみずみまで広がりやすいソフトペースト。

フレーバーは、マイルドピュアミント/マイルドシトラスミントの2種。

刺激が少ない

味や臭いがきつくないのが良い点です。子どもでも使いやすそう。
個人的には青いほうが好み。
ただ、爽快感やコーヒーなどの着色汚れ、歯周病対策には弱いかな。

引用元:Amazonレビュー

その他の口コミ

  • もともと、主人が行ってる歯医者さんのおすすめのもので、主人が購入してからずっとこれオンリーです。
  • 歯がもともとそこまで丈夫ではないので気を使ってこちらを5年ほど使用してます。これにして虫歯になりにくくなったと思います。
  • 歯科医からのおすすめで、以前から使っています。さわやかな香りで、気に入っています。フッ素効果で、虫歯も防いでくれると思います。
  • 少量で 歯石も減って 歯の 調子がとってもいいです 1回に 使う量も少なくて 一本あたりは そこそこしますが 結果的に経済的です。
  • 年齢とともに歯茎が下がり、低研磨を探してこちらを購入。味も香りも違和感なく使えます。

+ クリックして全成分を表示

成分

湿潤剤:ソルビット液、PG
清掃剤:無水ケイ酸A
香味剤:香料(マイルドピュアミントタイプ)、キシリトール、サッカリンNa
粘度調整剤:無水ケイ酸
粘結剤:キサンタンガム、ポリアクリル酸Na
発泡剤:ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、ラウリル硫酸Na
安定剤:酸化Ti
薬用成分:フッ化ナトリウム
保存剤:パラベン
コーティング剤:ヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアンモニウムクロリド

知覚過敏はこちら

シュミテクトやさしくホワイトニングEX


総合評価

メーカー名 アース製薬
内容量 90g
価格 524円(Amazon)
1gあたりの価格 5.8円/g
主要成分 硝酸カリウム・酸化Al・含水ケイ酸

特徴

  • 高濃度フッ素(1450ppm)配合
  • 硝酸カリウムが、イオンバリアを形成し知覚過敏の症状を和らげる
  • 酸化Alと含水ケイ酸のダブルホワイトニング成分配合

知覚過敏で歯がしみるのを防いで、やさしくホワイトニング。

硝酸カリウムが、カリウムイオンとなって歯髄神経のまわりにイオンバリアを形成し、不快感や痛みを防ぎます。

清掃剤の微粒子アルミナ(酸化Al)と改良ツインシリカ(含水ケイ酸)のダブルホワイトニング成分配合。歯の着色汚れと歯垢を落とし自然な白さへ導きます。

ホワイトニング性能…?

7年くらいシュミテクト愛用者です。
シュミテクトのシミないという性能はしっかりと所持しています。
しかしながらホワイトニング効果があるかと言われると…うーん、わかんない…って感じです。
少なくとも芸能人の様な白さにはなりません。
でもシミないからOK!笑

引用元:Amazonレビュー

高性能

シュミテクトなので、知覚過敏を防いでくれるのは勿論のこと、歯を自然な白に戻してくれるのが良いです。
研磨剤は入っていないとのことで、歯根や歯茎にも優しい印象です。

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成分

ソルビット液、精製水、含水ケイ酸、酸化Al、硝酸カリウム、ポリリン酸Na、PEG-8、フッ化ナトリウム、濃グリセリン、含水ケイ酸、香料、サッカリンNa、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、酸化Ti、キサンタンガム、水酸化Na

シュミテクト トゥルーホワイト


総合評価

メーカー名 アース製薬
内容量 80g
価格 712円(Amazon)
1gあたりの価格 8.9円/g
主要成分 硝酸カリウム、ポリリン酸ナトリウム

特徴

  • 高濃度フッ素(1450ppm)配合
  • 研磨剤無配合
  • 医薬部外品

知覚過敏で歯がしみるのを防ぎながら、歯を白くする歯磨き粉。研磨剤は含まれておらず、STP(ポリリン酸ナトリウム)配合処方で、プラークやステインの汚れを浮かせて取り除きます。歯のダメージを最小限に抑えつつ歯を白くし、高濃度フッ素配合で虫歯も予防してくれます。

本格的に知覚過敏の人は向いてないかも

ある程度知覚過敏が進行してる私には、ブラシに取って口に入れた瞬間からめちゃくちゃ滲みました…
そして歯全体に広げてからブラッシングをしようと軽くブラシを口の中で動かしたら、冷水で口をゆすいだ時以上の刺激があり、痛すぎてとても歯を磨けるような状態ではなかったです。
これを1度使って以来、普通のペーストで歯磨きをしようとするだけで今迄気にならなかった軽い知覚過敏部分もとても滲みるようになりつらいです。

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知覚過敏は少しずつ良くなり、ホワイトニング効果もある。

歯医者さんでホワイトニングを繰り返していたら知覚過敏になり歯医者さんの勧めでシュミテクトを使用。コーヒーが好きなので着色が気になりホワイトニング効果のあるシュミテクトを色々試しましたが、こちらのトゥルーホワイトが一番効果を感じました。歯医者さんからシュミテクトのしみない効果とホワイトニングの効果を上げる為には、まずコーヒーを飲んだ後は最低3回はうがいをして余分な着色を流し、シュミテクトを歯全体に歯ブラシで塗り、数分置いてから磨くことが良いと言われて守っており、3〜4年着色は目立たないほどキープできています。

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その他の口コミ

  • いつもはアパガードプレミオを使っていますが、こちらも研磨剤無配合で少しお値打ちだったので買ってみました。
    特に気になるほどではないのですが、液体が緩めで、歯ブラシにおいてから少し糸を引くような感じで伸びるのが気になります。
    それよりも、蓋がネジ式で取り外さないといけないのが毎回ストレスです。
  • 研磨剤不使用なのに、歯を磨いたら歯がツルツルに!!
  • すごくよく泡立つので途中でオェッとなってしまいます。
  • もとからシュミテクトコンプリートを使用していて、味はそちらのミントをマイルドにしたような印象で、刺激は少なめです。
    匂いもマイルドで特に気になるような匂いはしません。

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成分

潤滑剤:ソルビット液
薬用成分:硝酸カリウム、ポリリン酸ナトリウム【STP】、ポリエチレングリコール400、フッ化ナトリウム【フッ素】
溶剤:濃グリセリン
粘着剤:含水ケイ酸
基剤:精製水
香味剤:香料(ミントフレーバー)、サッカリンナトリウム
発泡剤:ヤシ油脂肪酸アミドプロピルペタイン
着色剤:酸化チタン
粘度調整剤:キサンタンガム
pH調整剤:水酸化ナトリウム
清涼剤:L-メントール

Hako
高濃度フッ素1450ppm配合のものを選んで、虫歯対策しながら歯の白さを維持するケアをしましょう。

 

あわせてチェック

いきなりショッキングな内容かもしれませんが、

本当に歯が白くなるホワイトニング歯磨き粉は日本にはありません。

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私たちが今、

日本で市販されているホワイトニング歯磨きをどんなにひんぱんに使用したとしても、

どんなに高価な通販の歯磨き粉を購入し続けたとしても、

残念ながら歯を白くすることはできない。

そんな事実を知ってしまいました。

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なぜなら歯を白くすることができるのは、

歯科医院で行うホワイトニングの薬剤に含まれる、過酸化物(過酸化水素・過酸化尿素)のみだから。

どこの歯医者さんでもきっぱり断言される事実です。

この過酸化物が歯の色素の脱色と漂白をして歯を白くします。

ならばその過酸化物が歯磨き粉に配合されているなら歯は白くなるよね?

゜∀゜!!

しかし、そう甘くはない…

なぜなら、日本の薬機法によって、市販の歯磨きに過酸化物は含ませることができません。

日本の各メーカーは、歯の表面の汚れを落とすクリーニングのことをホワイトニングと称しているのです。

つまり黄ばみ落し効果=ホワイトニング

それって、私たちが目指す白い歯と意味が違う・・・

一方、海外では白い歯の人が多いと思いませんか?

それは多くの人が日常的に過酸化水素が配合された歯磨き粉を使っているからです。

米国では過酸化水素の安全性が保障されており、ドラックストアでも過酸化水素入りの歯磨き粉が並んでいます。

そこで、米国でナンバーワンの人気を誇るホワイトニング歯磨き粉を使ってみました。

驚愕の結果は…

こちらから。

関連記事歯を白くした歯磨き粉「スーパースマイル 」はなぜ最強なのか?検証と比較してみた

自宅で簡単にホワイトニングして白い歯をゲットしましょう♪

-ホワイトニング歯磨き粉

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