毎日の歯磨き、しっかり行っていますか?
当たり前じゃない!
私は毎日15分磨いてますよ!とか
歯の裏まで隅々磨いてますとも!
とか、
それぞれ主張があると思います。
ところが、しっかり磨いていても、それって自己判断ですよね?
「磨いている」と、「磨けている」は違うのです。
と、偉そうに言っておりますが、私自身しっかり歯磨きしているつもりでした。
染め出しをしてみるまでは…
私は赤い液状のプラークチェッカーを使いましたが、使う前に不安になりました。
歯を真っ赤に染めてチェックするものなので、磨きかたが悪くて真っ赤だった場合、歯がお歯黒ならぬ、お歯赤になって落ちなかったらどうする?
そんな不安はこれを読めば解消できます。
プラークチェッカーで歯磨きチェック
プラークチェッカーとは、歯磨きがきちんとできているか、磨き残しがないかどうかを自己判断ではなく、客観的に確認することができるアイテムです。
染め出しとも言いますが、染め出し剤は3種類あります。
液状のプラークチェッカー
Ci プラークチェッカー(歯垢染色液) / 1本(50ml)
綿棒などに染色液をしみ込ませて歯に塗布して使います。
ジェル状のプラークチェッカー
歯ブラシにつけて使います。
錠剤のプラークチェッカー
錠剤を口に含み砕いて舌で歯に塗布して使います。
使いやすいと思ったものを選んでください。価格もワンコイン程度でそんなに高くないので、ひとつ常備しておくと便利です。
プラークチェッカーの使い方
step
1唇を保護する
唇にプラークチェッカー液がつかないようにリップかワセリンなどであらかじめ保護しておくと安心です。
これは必須ではありませんが、唇につくと、イチゴシロップのかき氷を食べたあとの舌のような唇になるので念のため。
step
2歯の水分をふき取る
歯についている水分をティッシュなどでふき取ります。
step
3綿棒にしみ込ませる
プラークチェッカーを綿棒にしっかりしみ込ませます。
step
4歯に塗布する
プラークチェッカー液を塗布した綿棒を歯に塗布していきます。まんべんなくすべての歯に塗り、こするのではなく軽くポンポンと叩くようにつけていきます。
step
5軽く口を濯ぐ
軽く1~2回、口を濯ぎます。
染色が見られるところが磨き残しがあった箇所です。
step
6ブラッシングをする
染色液が残ったままのところを重点的に歯磨きします。
step
7歯のチェック
口を濯いて、染色液が残っていなければ、歯磨き完了です。残っていれば再度ブラッシングして落ちるまで行います。
しっかりブラッシングすれば、染色液は落ちるので危惧することはありません。
何度かプラークチェッカーを使ううちに、自分が磨けていない箇所がだんだんわかってきて、歯磨きの癖を知ることができます。
磨き残しが多いのは、歯と歯の間、歯肉と歯茎の境目、奥歯のかみ合わせ部分。
そしてできればデンタルミラーがあれば、歯の裏側もチェックすることができます。
日本フリッツメディコ 歯鏡 φ22×155mm E250-270
歯磨きしても歯が染まるときの対処法
問題なのは、何度染め出しをしても歯が染まってしまう場合です。
これは歯磨きだけではどうしても落としきれないプラークがあるのです。こんなときは歯間ブラシやデンタルフロスを使用するようにしましょう。
歯間ブラシやデンタルフロスの使い方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
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プラークチェッカーを使うときの注意点
プラークチェッカー液が洋服についてしまった場合、赤色が落ちなくなるので使用するときはタオルを首にかけて行うなどして注意してください。
洗面台などに落ちないように併せて注意しましょう。